知らない病気
先日、身内が耳の病気で手術をしました。
八時間の手術の間、耳鼻科の入院患者の談話室で待っていました。
身内の耳の病気のことも知らなかったけれど、こんなに耳で入院してる人がいるとは思ってなかったです。
ある患者さんは電話で誰かに「五万人に一人の病気になっちゃってなんでだろう」って伝えていて、ある患者さんは見舞いにきた家族の三歳くらいの子が帰るときに寂しそうにずーっと手を振って見送ったり。
私はうつ病でも双極性障害でも入院したことがあるけれど、そのときも私以外で苦しんでいる人がいたことに共感みたいなもの、言い方悪いけどほっとした感じがあった。
今回は、自分が経験したことのない病気で苦しんでる、でもこの病気だってなる確率はゼロではない、人生は何が起こるか本当にわからない!病気のことはその病気になったひとしかわからない、そう感じました。
だからこそ、弱ってる人に寄り添う気持ちを私自身も忘れないようにしたいと思います。